三井不動産(中央区)は12月7日、港区赤坂5丁目で進めている「赤坂五丁目TBS開発計画」に関して、オフィス・商業施設棟の「赤坂Bizタワー」内に展開する商業施設への出店店舗の詳細を発表した。
同計画は東京放送(TBS、港区赤坂5)を事業主に、TBS放送センター(現TBS本社屋)に隣接する約1万坪の敷地を利用した開発計画。既存のTBS放送センターとあわせて「akasaka Sacas(赤坂サカス)」と呼称し、2008年3月20日にグランドオープンを予定する。2006年12月には、地上39階・地下3階建て、高さ=約180メートルの赤坂Bizタワーが上棟している。
商業施設の「赤坂Bizタワー SHOPS&DINING」内に出店するのは計46店舗。飲食店では、中国・広東料理の老舗で赤坂本店が移転する「赤坂璃宮」、日本料理・しゃぶしゃぶ・イタリア料理・カレー・ケーキショップなどの専門店が集積する「ざくろグループ」、日本初出店となるカフェ・バー「マキシム・ド・パリ」、フードコート「DO-ZO(ドーゾ)」、スペイン料理の「モダン カタラン スパニッシュ ビキニ」などが目玉。また、物販ではメンズセレクトショップの「COMPLETE WORKS TOKYO」や、男性向けサロンの「PDS」(ピーディーエス=パーソナルデザインスタジオ)などが新業態として出店する。
商業施設は来年3月6日オープン。このほか赤坂サカス内には「赤坂ACTシアター」や「赤坂BLITZ」、「TBSギャラリー」などの文化施設や賃貸住宅棟も新設される。