富士フイルム(港区赤坂9)内のショールーム「FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)」(TEL 03-6271-3350)1階のギャラリー「PHOTO IS」で12月28日より、写真展「『日・欧巡礼の道』展欧州編/カミーノ・デ・サンティアゴ」が開催される。
同展は、キリスト教の聖地として知られるスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラを目指す巡礼の道のりを、写真家・ライターの南川三治郎さんが撮影した約150点の写真で紹介するもの。サンティアゴ・デ・コンポステーラは、9世紀にキリストの使徒の1人である聖ヤコブの遺骸が発見され、中世の時代から多くの人が巡礼したという。1993年には世界遺産に登録された。
会場では、巡礼者の表情や様子を撮影した写真に加え、中世の建築物や美術品の写真を展示する。開催時間は11時~20時。2008年1月30日まで(12月29日~1月3日は休館)。入場無料。
同展開催に先立ち、銀座の和光ホールでは今月25日までの期間、南川さんが熊野古道を撮影した「『日・欧巡礼の道』展日本編・熊野古道」が開催された。