国立新美術館でメディア芸術の祭典-160点を一堂に公開

写真=文化庁メディア芸術祭メーンビジュアル

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 11回目を迎える「文化庁メディア芸術祭」が2月6日より、国立新美術館(港区六本木7)で開幕する。

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 「文化庁メディア芸術祭」は1997年より開催され、新しい表現技法を用いたメディア芸術作品を対象に、毎年数点を表彰し、受賞作品展などを通して紹介している。昨年12月に11回目の受賞作品が発表され、エンターテインメント部門=「Wii Sports」(任天堂)、アート部門=「nijuman no borei」(ジャン・ガブリエル・ペリオさん)、アニメーション部門=「河童のクゥと夏休み」(原恵一監督)、マンガ部門=「モリのアサガオ」(郷田マモラさん)が各部門の大賞を受賞した。

 同館では、4点の大賞のほか、各部門での優秀賞受賞作品や審査委員会の推薦作品を含む約160点を紹介。優秀賞には、エンターテインメント部門=「METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOTS」(コナミ)、アート部門=「ISSEY MIYAKE A-POC INSIDE.」(佐藤雅彦さん+ユーフラテス)、アニメーション部門 「電脳コイル」(磯光雄さん)、マンガ部門=「海街diary」(吉田秋生さん) などが選ばれており、展示は日本発メディアアートの「現在」を知ることができる内容となる。

 会場ではこのほか、SIGGRAPH、トランスメディアーレ、アルス・エレクトロニカなど世界有数のメディアアートに関する祭典の優秀作品の上映を予定しており、期間中にはメディアアートに携わるアーティスト、キュレーター、研究者、教育者によるシンポジウムも多数開催する。

 開催時間は10時~18時(金曜は20時まで)。火曜休館。入場無料。2月17日まで。

「文化庁メディア芸術祭」受賞作発表-国立新美術館で2月展示(六本木経済新聞)文化庁メディア芸術プラザ

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