「東京オリンピック」など日本の秀作ドキュメンタリー映画特集

写真=「東京オリンピック」

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 シネマート六本木(港区六本木3、TEL 03-5413-7711)で3月29日より、日本のドキュメンタリー映画の秀作「東京オリンピック」と「ヨコハマメリー」が上映される。

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 「東京オリンピック」は、今年2月に亡くなった市川崑監督が総監督を務め、1964年に開催された「第18回オリンピック東京大会」の全貌を記録したもの。オリンピック東京大会組織委員会より要請を受けた市川さんが、総勢556人のスタッフ陣を率い、総額3億7千万円を投じて完成させた。

 市川監督は戦後の日本映画界をリードした1人。代表作に「ビルマの竪琴」「犬神家の一族」などがあり、92歳で亡くなるまで現役で多くの映画を撮り続けた。

 「ヨコハマメリー」は横浜の伝説の娼婦メリーさんを追った作品。メリーさんは横浜で戦後50年間、娼婦としての生き方を貫いた女性で、貴族のようなドレスに身を包み、歌舞伎役者のように顔を白く塗ってひっそりと街角に佇む姿は、横浜の都市伝説と化していたという。映画が封切られた2006年4月以来、各地で上映されている話題作となる。

 上映日時は、東京オリンピック=10時50分~(4月6日は休映)、4月11日まで。ヨコハマメリー=19時30分~、4月4日まで。料金は1,000円。

 同館では4月12日より、ドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」の公開も予定している。

3世代のハマっ子をつなぐメリーさんの記憶
映画「ヨコハマメリー」が伝える戦後裏面史(横浜経済新聞)シネマート六本木 日本ドキュメンタリーセレクション

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