マイクロソフト(渋谷区)は4月9日、ヤフー(港区六本木6)が運営する「Yahoo! JAPAN」上で、ウェブブラウザプラグイン技術「Silverlight」が導入されると発表した。
「Silverlight」は、ウェブ上でRIA(Rich Interactive Application)を実現する技術。Windows Vista、Windows XP、Mac OS Xなど複数のプラットフォームに対応する。導入は昨年12月から検討が進められ、今回正式に技術採用が決定。「Yahoo!動画」などWindows環境のみに対応したサービスに対し、「Macユーザーなど、すべてのユーザーが同じようにサービスを利用できることを重視しており、導入に至った」(ヤフー広報担当者)といい、DRM(デジタル著作権管理技術)を活用した動画コンテンツの提供なども予定する。
「Yahoo! JAPAN」上のサービスへの導入は「今年6月ごろをめどに公開を予定」(同)しており、導入範囲は動画サービスを手始めに、以後様々なサービスへの導入を検討する。
Silverlightを利用したコンテンツの閲覧には、マイクロソフトが提供するプラグイン(無料)のインストールが必要。同担当者は「Silverlightは画像や動画の再現能力に優れており、技術導入によって多くのユーザーに対して利便性を提供できると考えている」と話す。
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