USEN(港区赤坂9)は7月1日、運営する無料ブロードバンド放送「GyaO(ギャオ)」のサイトリニューアルを行った。
コンテンツ編成をより細分化し、ニュース、トレンド、シネマ&ドラマ、アジア、音楽、アニメ、バラエティ、メンズ、昭和TV、恋ストーリー、ちきゅうGyaO、歌ブログ、カラオケの13の「ステーション」(ジャンル別のサイトの呼称)を設ける。また、テキストと動画の組み合わせによるオリジナルニュース記事やコンテンツも配信する。
トップページと一部コンテンツには、マイクロソフトのウェブブラウザープラグイン技術「Silverlight」を導入。ユーザーがレイアウトを変更でき、視聴画面のサイズを大・中・小の3サイズから選べる。今後は全コンテンツへの導入を検討する。
広告メニューも見直し、地域や属性別に加え年齢区切りでのより細かな広告配信を可能にしたほか、「リーチ保証」や番組の始めに必ずCMを配信する「初回CMポジション固定」といったメニューも提供する。
ギャオの視聴登録者数は1,950万人(2008年5月末現在)。開局3周年の取り組みとして実施したリニューアルについて同社広報担当者は「3年前と現在ではインターネットで動画を視聴すことについてユーザーの意識が大きく変わっており、会員数の伸びにも変化が出ている。今回のリニューアルを契機に、会員登録の獲得に弾みをつけたい」と話す。
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