六本木ヒルズ(六本木6)は今秋、オープン以来初となる商業施設の大規模リニューアルを実施する。リニューアルは、オープン以来2年間の購買分析により判明した顧客ニーズに沿った店舗づくりを目指すもので、特にリピーターの支持獲得による商業観点からの活性化を目的に行われる。リニューアル対象は、全234店舗中21店舗(=店舗面積ベースで約14%)。ノースタワーでは、「GAP」のストアブランドで今秋日本に上陸する「バナナ・リパブリック」をはじめ、昭和32年創業の創作中国料理店「神楽坂五十番」や新業態展開を予定している「チーズケーキファクトリー」などの飲食店が、メトロハット/ハリウッドプラザでは、新しいMD展開を行う「INDEX」やインポートデニムやオリジナルウェアのほか、ドッグからキッズウェアなどを取り揃えるセレクトショップ「アースミュージック&エコロジー プレミアムストア」が、ウェストウォークでは「福助」の中高価格帯商品を中心とした新業態の旗艦店「Calzalone(カルツァローネ)」やセレクトショップ「シップス」の元副社長が展開する「Ne(エヌイー)」が、六本木けやき坂通りではスイスの高級時計「ジャケ・ド・ロウ」日本初直営店などがそれぞれ入居を予定している。