東京ミッドタウン(港区赤坂9)で11月2日と3日の2日間、日本のデザインプロダクトを対象としたオークション「DESIGN TOUCH Auction(デザインタッチオークション)」が開催された。
同オークションは、同施設が開催するデザインイベント「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2008」(会期=10月23日~11月3日)のメーンイベントの1つとして開催された。初日となる2日には、倉俣史朗、岡本太郎、長大作、柳宗理、シャルロット・ペリアンなど「ジャパンデザインを楽しむ」をテーマに選ばれた日本人デザイナー(一部外国人デザイナー)の名作がオークションにかけられた。
出品作品第1号となったのは、シャルロット・ペリアンのローテーブル(入札なし)。初の落札となったのは出品作品第2号のシャルロット・ペリアン「オンブルチェア」で、40万円の値がついた。
目玉の1つ、岡本太郎作のいす「駄々っ子」(評価価格=100万~150万円)は100万円で落札、倉俣史朗作のスチールメッシュを用いたソファ「ハウハイザムーン」(評価価格=500万~700万円)は入札がなかった。
同施設で初となった同オークションには、オークションハウス「Connect.Auction」が協力した。会場には若干の空席も目立ったが、参加者は好みのデザインに入札し、オークションを楽しんだ。