東京の5美術大学、合同で卒業・修了制作展-国立新美術館で

今年で32回目の歴史ある東京の5美術大学の合同展(昨年の展示)。

今年で32回目の歴史ある東京の5美術大学の合同展(昨年の展示)。

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 六本木の国立新美術館(港区六本木7)で2月19日より、東京の5つの美術大学が合同で「東京五美術大学連合卒業・修了制作展」を開く。

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 参加大学は、多摩美術大学、女子美術大学、東京造形大学、日本大学芸術学部、武蔵野美術大学。同展は、年に1度開く合同展。各大学の今年3月の卒業・修了生による油絵、日本画、版画、彫刻などのファインアート作品を展示する。

 今年で32回目を迎える同展は、2007年まで上野で開かれていた。もともと同時期に、東京芸術大学が上野の東京都美術館で卒業展を開いていたのに対抗し、私立の5大学が連合で開いてきたもの。

 多摩美術大学教務課の担当者は、「六本木は会場となる国立新美術館をはじめ、サントリー美術館、森美術館など多くのアートギャラリーが集まる場所。そこで卒業制作展を開けることは、美大生の4年間の集大成として、また将来へ向けてのチャンス」と話す。

 今年の出展作品の内訳は、多摩美=342人、武蔵美=263人、女子美=205人、造形大=149人、日芸=72人の合計1,031人。

 開催時間は10時~18時(入館は17時30分まで)。入場無料。3月1日まで(2月24日休館)。

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