六本木商店街振興組合(港区六本木5)は3月26日、六本木交差点上を走る首都高の下を発光ダイオード(LED)でライトアップさせる「六本木ライン・ストーム」を始めた。
ライト・ストリームは、交差点真上を走る首都高速の橋げた裏側部分に150メートル区間にわたって直径約5センチの発光ダイオード114個を設置。場所によって照明器具を2~5列に配し、「光の小川」をイメージさせる。
デザインは、東京タワーのライトアップを手がけた照明デザイナーの石井幹子さんに依頼。地球環境に配慮し、太陽光や風力によって発電されたグリーン電力を使用している。東京都や港区の助成を得て、約1億円をかけて完成した。
同振興組合の担当者は「六本木ヒルズや東京ミッドタウンといった大規模施設の開業によって観光客や家族連れなど、新しい客層が増えている。アートを切り口とした街づくりでおもてなししたい」と話す。