n.o.s.productor(港区)は4月8日、凹(ぼこ)カステラを主力メニューとするカフェ「(窯)ハレノヒ 麻布十番店」(港区麻布十番1、TEL 03-6438-1490)をオープンした。
凹カステラは、16世紀末、室町時代にポルトガルの宣教師によって種子島に伝えられ、現在のカステラとなったレシピをヒントに作っている。焼きたてのカステラはふんわりと膨らむが、数分後には少しずつ真ん中がへこむ。そのユニークな形状から、凹カステラと名付けたという。
麻布十番駅より徒歩約2分の場所に位置する2階建ての一軒家。店舗面積は約84平方メートルで、約42平方メートルのルーフテラスも用意する。席数は店内、デッキテラス、ルーフテラスを合わせて61席。客単価は、ランチ、カフェタイム=1,000円、ディナータイム=2,000円を目指す。
同店では、1/4カット(350円)、1/2カット(680円)、ホールサイズ(1,000円)の3サイズの凹カステラを提供。テークアウトもできる。店内飲食には、トッピングとして「ホイップ&キャラメルソース」(100円)、「アイスクリーム&自家製ラムレーズン」(150円)なども用意する。
そのほか、シーザースサラダやニース風サラダにパンとコーヒーが付いたモーニングやランチセット(680円~1,000円)や、ディナータイムでは「生ハムとパテの盛り合わせ」(1,050円)や「チーズプレート」(680円)、ビール(680円)、ワイン(グラス500円~)なども用意する。
同店の松井章江さんは「凹カステラは、そのまま食べても、トッピングをつけても楽しめるシンプルな味。いろいろなバリエーションで食べていただきたい」と話す。
営業時間は7時~22時。