サントリー美術館で「天地人」展-国宝や重要文化財なども展示

金茶糸威最上胴具足(伝直江兼続所用)桃山時代 16世紀 上杉神社蔵

金茶糸威最上胴具足(伝直江兼続所用)桃山時代 16世紀 上杉神社蔵

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 サントリー美術館(港区赤坂9、TEL 03-3479-8600)で現在、NHK大河ドラマ「天地人」と連動した特別展が開かれている。

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 上杉景勝に仕えた文武両道の名将として知られる直江兼続。上杉家の家老でありながら、戦国時代末期から江戸時代初期にかけての歴史を実質上動かしていた存在ともいわれている。「愛」と「義」で語られる戦国の武士、その兼続を主人公にしたNHK大河ドラマ「天地人」。

 同展は、直江兼続をはじめとした武将たちゆかりの品々や、華麗な桃山文化などの文物を国宝や重要文化財を含む作品で展示する。国宝「上杉本洛中洛外図屏風」や兼続が徳川家康を挑発し、関ケ原の合戦に踏み切らせたとも伝えられる「直江状」などで兼続の生涯や当時の文化を紹介している。

 開館時間は、水曜~土曜=10時~20時、月曜・日曜=10時~18時。火曜休館。入館料は一般1,300円ほか。7月12日まで。

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