麻布十番にかりんとう専門店「麻布かりんと」-50種類を販売

店内の左側は「かりんとまん」を揚げるスペース、右側に50種類のかりんとうがディスプレーされた棚がある。

店内の左側は「かりんとまん」を揚げるスペース、右側に50種類のかりんとうがディスプレーされた棚がある。

  • 0

  •  

 麻布十番商店街に9月19日、かりんとう専門店「麻布かりんと」(港区麻布十番1、TEL 03-5785-5388)がオープンした。

[広告]

 店長の江崎晃さんは「300年以上の歴史があり、江戸時代の外国人居住に始まる国際的な雰囲気を持つ麻布十番商店街と、昔懐かしい和菓子のかりんとうというコラボが面白いかなと思って開店した」と話す。店名を「かりんとう」ではなく「かりんと」としたのは、愛称として親しみを持ってもらうため。

 店舗面積約10坪の店内は、「こがし黒蜜 かりんとまん」を揚げるスペースと、かりんとう約50種類をディスプレーする棚を左右に配した。かりんとうは「黒糖かりんと」(360円)、「白胡麻かりんと」(320円)、「キャラメルかりんと」(360円)、「豆乳かりんと」(360円)、「コーヒーかりんと」(400円)、「味噌かりんと」(320円)、「シナモンかりんと」(320円)などのほか、ドーナツのような食感のやわらかいかりんとう「蜜ん棒」(黒蜜・花蜜・抹茶・キャラメル・メープルの4種類=各450円)を販売。客単価は1,500円~2,500円を見込む。

 そのほか、店内で揚げたてを販売する「こがし黒蜜 かりんとまん」(1個=85円)はしっとりやわらかい揚げまんじゅうのような食感だが、焦がした黒蜜の香ばしさはかりんとうという不思議な商品。1日400~500個を作っているが、毎日昼過ぎには売り切れてしまう人気商品だ。

 江崎さんは「開店して1カ月、週末には行列ができるほどの店になるというのは予想外だった。店のコンセプトとしては、一つひとつのパッケージが小さいので何種類ものかりんとうが買える、何度来てもバラエティー豊かで飽きないかりんとうの店。今後は新しい味のかりんとうの開発も積極的に進めたい」と意欲をみせる。

 営業時間は10時~19時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース