京料理店を展開する左近太郎(京都市)は11月1日、六本木に「洛 ほととぎす」(港区六本木7、TEL 03-5474-8885)をオープンした。
同社は1994年に京料理「熊魚庵たん熊北店」を京都に開店。その後、京都南禅寺に本店を構え、各地に5店舗を展開するとともに1998年には京風折衷創作懐石「左近太郎」を京都と銀座に5店舗を出店した。京都以外への出店は同店で6店舗目となる。
同店は「本格的な高級懐石京料理をリーズナブルな価格で提供する」をコンセプトに、食材は京都肉をはじめ京都丹波米や京野菜、洛東の湧き水まで京都から直送する。四季折々の旬の食材を使った日本料理のほか、健康と美容をテーマに京都ならではの豆腐や湯葉、スッポン、フカヒレ、牛の脊髄(せきずい)などコラーゲンが豊富な食材を取り入れた低脂肪でアンチエイジングな「食べるエステ」和食を提供する。
店舗面積は約300坪、席数146席。六本木ヒルズに近い裏路地にある日本家屋と庭園のある4階建ての同店。メニューは、すっぽん・京都肉・明石の鮮魚から選ぶ「選べるコース」(8,000円)のほか、「うるおい三昧コース」(10,000円)、「たん熊北店名物 すっぽんコース」(12,000円)、「京都より直送 京都肉コース」(15,000円)、「特別会席」(20,000円)など。ランチは「お手軽ヘルシーコース」(3,000円)と「ほととぎす美容コース」(5,000円)を用意。客単価は15,000円を見込む。
営業時間は11時~15時、17時~22時30分。