六本木にドラクエ「ルイーダの酒場」-堀井雄二さん考案のメニューも

「天空の剣」と「王者の剣」の前で店主ルイーダさんとリッカさん。

「天空の剣」と「王者の剣」の前で店主ルイーダさんとリッカさん。

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 スエウェア・エニックス(渋谷区)は1月28日、六本木に「ドラゴンクエスト」シリーズに登場する「LUIDA’S BAR(ルイーダの酒場)」(港区六本木5、TEL 0120-759-756)をイメージしたオフィシャル・バーをオープンした。

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 同店は、「旅人たちが仲間を求めて集まる出会いと別れの酒場」として同ゲームに度々登場する酒場を、ニュートン(千代田区)が運営する「カラオケ パセラ」とのコラボによって再現したもの。同社のゲームをイメージした飲食店をオープンするのは初の試み。場所は「カラオケ パセラ六本木店」1階。

 店舗面積は40平方メートルで、定員25人程度の立ち飲みスタイルとなる同店。店内は石のタイル張りでシックな雰囲気を演出しゲームの世界観を再現する。壁面には「天空の剣」「王者の剣」をディスプレーするほか、カウンターにはスライムなどのキャラクターやゲームに登場するアイテムのフィギュアを展示。同店のコンセプトやメニュー開発には、ゲームデザイナー・堀井雄二さんも参加したという。

 ゲームユーザーの多い秋葉原や渋谷ではなく六本木にオープンした理由について、ニュートンのマーケティング室・兼元知大さんは「ドラクエのメーンユーザーは30~40代で、女性にも多くのユーザーがいる。それらのメーンターゲットとなる大人が多く訪れる街として六本木にオープンした」と説明する。

 メニューは、七面鳥のもも肉をスモークした「ギガンテスのこんぼう」(850円)、「グレイトドラゴンの灼熱ジャーキー」(650円)、豚の角煮と梅ちりめんを使った「ハッサン&ライアンのにぎりめし ホイミンとともに」(600円)、ナッツをコーティングした「ばくだんいわの火の玉コロッケ」(700円)、牛テールをパイタンスープにした「ドラゴンテールのスープ」(750円)、「スライム肉まん」(350円)など16種類を用意する。

 ドリンクは、カクテル「パニックイオナズン」「べギラマテキーラ」(以上750円)、スパークリングワイン「セクシービーム」(800円)、「街角のビール」(600円)など7種のアルコール類と、はちみつ入りのミルクティー「ホイミティー」(500円)、抹茶オレ「キアリー茶」(500円)、カリン茶にユズの香りをブレンドした「エルフののみぐすり」(500円)など5種のソフトドリンクを提供。

 店内では、1品注文ごとに「小さなメダル」スタンプ1個を押印し、25個たまると「大きなメダル」と交換できるほか、ニンテンドーDSを持ち込めば毎週配信されるクエストをWi-Fi経由でダウンロードできる。「最低1年間は続けて、人気を見ながらメニューや内装などもレベルアップさせる予定。ただ、店主のルイーダは不在がちなので普段はその弟子たちが同じ衣装で接客する」と兼元さん。

 営業時間は、月曜~金曜=14時~23時、土曜・日曜・祝日=12時~23時。

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