麻布十番の「はせがわ酒店」(麻布十番2、TEL 03-5439-9498)は7月6日、日本酒やワインなどを試飲できるバーカウンターの運用を始めた。
同店の経営は酒類の販売、飲食店経営などを手がける長谷川酒店。現在、都内では亀戸本店のほか、表参道ヒルズ店、東京駅グランスタ店と4店舗を展開する。
「はせがわ酒店」の特徴は店内に併設したバーカウンターで、表参道ヒルズ店、東京駅グランスタ店に続き、同店リニューアルオープン(6月4日)に伴いバーカウンターを設置。店内には日本酒の杯のほか、焼酎、ワインなどのグラスを並べ、一般的な「酒屋」のイメージとは異なるスタイリッシュな空間に仕上げている。
「特にこだわっている」という100種類以上の日本酒をはじめ、焼酎やワインなども幅広く用意。特に最近力を入れているという国産ワインは50種類以上をそろえる。
バーカウンターでは「東洋美人」(山口県)、「上喜元」(山形県)、「御湖鶴」(長野県)など、日本酒6~7銘柄(90ミリリットル=300円~)を用意する。銘柄は日替わりのため、好みをスタッフに伝えれば、それに応じた酒を味わえる。
そのほか、焼酎2~3種類(60ミリリットル=300円~)、リキュール2~3種類(90ミリリットル=300円~)、グラスワイン2~3種類(400円~)、ビール(500円)などを用意。
併せて、日本酒やワインなどに合う酒肴も提供する。メニューは、「酒肴3種盛り合わせ」「モッツァレラチーズ&ヘルシー白卵のみそ漬け」「京漬物と長野松尾商店の漬物盛り合わせ」「伊勢志摩名産浦村がきのかきしぐれ」(以上300円)、「藤川豆腐店 嬉野温泉豆腐の冷奴」(200円)、「嬉野温泉湯豆腐」(500円)など。
川嶋美紀店長は「日本酒バーというよりは、『有料試飲バー』と思って気軽に立ち寄ってもらいたい。日本酒は堅いイメージがあるが、スパークリングの日本酒やフルーティなものなど幅広い。若い人たちにも仕事後など『軽く一杯』の感覚で味わってもらって、日本酒の良さを知ってもらえれば」と話す。
営業時間は11時~21時。バーカウンターは16時~21時(土曜・日曜・祝日は11時~)。