森美術館で若手アーティスト応援プロジェクト-インドネシアのユニット作品を紹介

代表作「戦いの狼」(2006年)。4分22秒のビデオ・インスタレーション。

代表作「戦いの狼」(2006年)。4分22秒のビデオ・インスタレーション。

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 森美術館(港区六本木6、TEL 03-5777-8600)で7月24日から、若手アーティストを応援するプロジェクトの企画展「MAMプロジェクト012:トロマラマ」が開催される。
世界各国の若手アーティストを応援しようと2004年から始まった同プロジェクトは今回で12回目。

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 トロマラマは、インドネシアのバンドゥンを中心に活動する3 人組のアーティスト・ユニット。フィビー・ベビーローズさん、ハーバート・ハンスさん、ルディ・ハトゥメナさんがバンドゥン工科大学在学中の2004年に結成。2008年のシンガポール・ビエンナーレへの参加以来、国際的な注目を集めている。

 同展では、デザインや版画のバックグラウンドをもつトロマラマの、身近な素材とストップモーションの技術で表現するアニメーション作品を展示。代表作「戦いの狼」(2006年)は、ジャカルタのロックバンド「セリンガイ」のために作られたミュージックビデオで、ワンシーンごとに彫られた木版画の版木の数は402 枚に及び、それをコマ撮りして制作した。
 「R.N.R.M」 というインディーズバンドのミュージックビデオでは、12キロのボタンと1キロのビーズを素材に使い、色鮮やかな作品を創作している。

 同館広報担当の瀧奈保美さんは「デジタル主流の昨今、その対極にあるような、気が遠くなるほどの手間をかけて制作されている。ローテクな手法ながら彼らの卓越したデザインセンスによって、斬新、かつオリジナリティーあふれる作品になっている」と話す。

 開催時間は10時~22時(火曜は17時まで、11月2日は22時まで)。入場料は、一般=1,500円、学生=1,000円、子ども=500円。11月7日まで。

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