東京ミッドタウン(港区赤坂9)をメーン会場に10月18日、第11回「東京発 日本ファッション・ウィーク(以下JFW)」が始まった。
JFWは、東京を拠点とした日本のファッション・ビジネスの国際競争力強化を図るため、世界に向けた新人デザイナーの登竜門としてのコレクション・ショー・映像の発表のほか、展示会を通じて、デザイナー、産地企業、アパレル・流通を質の高い「出会いの場」を提供することを目的に2005年から年2回開催。中核となる「東京コレクション」には42ブランドが参加し、メーン会場となる同施設内のホールを中心にランウェイショーを開く。
11回目となる今回は、動画配信サイト「ニコニコ動画」ともコラボし、ニコニコ生放送で18日~22日のショーの舞台裏やパーティーレポートなどを配信。メーン会場には、「KOSHINO HIROKO(コシノ ヒロコ)」(18日)、「KEITA MARUYAMA TOKYO PARIS(ケイタ マルヤマ トウキョウ パリス)」(19日)などの実力派ブランドをはじめ、堀畑裕之さんと関口真希子さん手がける「matohu(マトフ)」(19日)や、高倉一浩さんが手がける「@IZREEL(イズリール)」が登場する。
同施設内のホールでは20日~22日、一般客も見ることができる初めての企画「ネクスト・スタンダード―JFWライフスタイル・エキシビション」を開催。「JFWの視点」でセレクトした商品を展示し、ファッション業界のプレス、バイヤーをはじめ、一般に向けてライフスタイルを提案する。会場中央のプレゼンスペースには住宅の一室を模した空間を設け、各出展者から集めたアイテムでコーディネート。「ボディワイルド」「イー・エム」「ヒトモノコト」「エコマコ」「+d」など20社以上が参加する。
併せて、同施設のスイーツショップ8店舗では「JFW 『Sweets Runway」vol.2」を繰り広げ、期間限定の「スイーツコレクション」を提供する。
JFWは今月24まで(東コレは22日まで)。