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ヒルズに「バーベキューガーデン」-農家のこせがれネットワークが農業PR

焼き方を習いながら、自分たちで好きなだけ焼いて食べる

焼き方を習いながら、自分たちで好きなだけ焼いて食べる

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 六本木ヒルズ・多目的スペース「umu(ウム)」(港区六本木6)で10月21日~24日、NPO法人「農家のこせがれネットワーク」(港区)が運営する「六本木バーベキューガーデン」が開催されている。

みやじ豚は「肩ロース」「バラ」「モモ肉」が用意されている

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 同NPOは、「都会で働く農家のこせがれに農家を継がせ、農業を発展させる」ことを目的に昨年3月に設立。これまでも農業実験レストランとしての「六本木農園」、農業展示場としての「六本木農園FARM」、毎週土曜日にアークヒルズで行なわれている「ヒルズマルシェ」などの運営を通じ、六本木エリアに農家と「農家のこせがれ」をつなぐプラットホームを作ってきた。

 「六本木は農業と正反対の街。感度の高い人、広いネットワークを持つ人が集まり、農業についてPRするのはとても意義のあること」と話す代表の宮治勇輔さん。「六本木バーベキューガーデン」は、宮治さんが毎月湘南で開催している「みやじ豚バーベキュー」に参加したイベントディレクター・金井大介さんの取り計らいで実現した。

 バーベキューの目玉は、宮治さんが育てる「みやじ豚」の食べ放題。みやじ豚は、10頭前後の兄弟豚だけを同じ部屋で飼育する「腹飼い」で育ち、「繊維がきめ細やかで脂身がクリーミー、柔らかく臭みがない」のが特徴で、湘南でしか食べられないという。これ以外に、こせがれネットワークの農家が作る厳選野菜も用意し、素材そのものの味を引き立てる「塩」だけで食べる。

 そのほか、プレミアムメニューとして用意する「いわて山形村短角牛」(80グラム1,000円)は、4種類ある和牛の1種。放し飼いをし、国産の餌100%で育てられるが、黒毛和牛の流通7割に対して1%にも満たないという。

 「生産者が気合いを入れて作ったものを食べて、おいしさを体験してほしい」と宮治さん。同会場では1日100人の入場を見込む。次回開催は来年2月を予定する。

 開催時間は、22日=17時~23時30分、23日・24日=11時~23時30分。料金(食べ放題=90分)は、大人=4,000円、子ども(中学生以下)=1,500円。

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