六本木に10月21日、LCDスクリーンやタッチパネル式のDJブースなどを備えたダイニング「graffiti~ARTISTIC DINING~(グラフィティ・アーティスティックダイニング)」 (港区六本木7、TEL 03-5411-8939)がオープンした。運営はグリーンライト・プロダクション。
店舗面積は59坪、座席は約80席。壁面には大型のLCDモニター5台を備えたほか、テーブルにもそれぞれモニターを設置。同社社長でプロデューサーのマイケル・ベェルウェストさんが発案した映像プログラムを、指で触って動かし楽しめるようにした。店名の「グラフィティ」は「落書きアート」という意味。マイケルさんが「店のイメージにピッタリ」と名付けた。
モニターでは、手でめくる動きに反応するメニューの映像をはじめとして、世界地図を手で動かし、好きな地域をクローズアップできる地図ソフトや、仲間と遊べるゲーム、アートプログラムを数種類を組み込んだ。「触って楽しみながらコミュニケーションが活発になってくれればうれしい。将来的には他店舗のお客さんとつながれるようにすることも考えている」とマイケルさん。
料理は、オーガニックをテーマにしたフュージョンキュイジーヌが中心。前菜は「生ハム・ハモンセラーノ、パイナップルソース・スペイン産」(1,000円)、「ちょうちょのショートパスタ、オリーブ入りクリームソース」(1,200円)、メーンは「若鶏薄切り肉のエスカルゴ包みとフレッシュトマトリゾット」(1,800円)、「国産牛ヒレ肉のステーキ」(100グラム=4,000円)など。ドリンクはビールやワイン、カクテルなど(1,000円~)を各種をそろえる。
「六本木は夜が遅いので深夜のバーとして使われることが多いが、食事も本格的なものを用意しているので、ぜひ食べてみてほしい」とマイケルさん。貸し切りパーティーにも対応し、中央のDJブースを利用した不定期のミュージックイベントなども企画しているほか、企業のプレゼンテーションやPRの場としてもアピールしていくという。
営業時間は18時~翌4時。