東京ミッドタウン（港区赤坂9）の芝生広場に1月6日、都内最大級の屋外アイススケートリンク「シティ アイスリンク in 東京ミッドタウン」が登場し、オープニングセレモニーが行なわれた。

ダイナミックなスケートを披露するエバン・ライサチェクさん

　リンクの面積は20×40メートル、最大収容人数は200人で、暖房完備の休憩エリア、ロッカーなどを備える。昨冬は約3万2,000人を動員し、今年で2回目となる。主催はIMG（日本支社＝渋谷区）、特別協賛はシティバンク銀行とシティカードジャパン（以上、品川区）。

　オープニングセレモニーのゲストに「トリノ五輪」金メダリストの荒川静香さんと、「バンクーバー五輪」金メダリストのエバン・ライサチェクさんを迎え、各2分ほどのエキシビション演技が披露された。ブルーの衣装に身を包んだ荒川さんが現れると会場は華やかな雰囲気に包まれ、得意のイナバウアーのシーンでは大きな歓声が上がった。一方、ライサチェクさんは長身を生かした迫力のある滑りでダイナミックに決めた。

　「スケートリンクが少なくなっている今、青空の下でスケートを楽しめるのは素晴らしいこと。冬の普段着のまま気構えは必要ないので、買い物のついでに気軽に立ち寄ってもらいたい」と荒川さん。ライサチェクさんは「このようなリンクが伝統的に続いていけばうれしい」とコメントした。

　セレモニー後は荒川さんとライサチェクさんによるスケート教室が行なわれ、初心者の子どもたちが転びながらスケートを楽しんだ。

　営業時間は11時～22時。利用料は、大人（高校生以上）＝1,500円、小人（中学生以下）＝1,000円。2月28日まで。