シネマート六本木(港区六本木3、TEL 03-5413-7711)は現在、開館5周年を記念して韓国映画の特集上映を行っている。
シネマート六本木は2006年3月11日、アジア映画専門映画館としてオープン。新作、旧作を織り交ぜ数多くの作品を上映、これまで上映した本数について、同館副館長の村野奈穂美さんも「はっきりとは分からない」という。
特に人気が高かったのは韓国映画で、2006年から2009年までは「韓流シネマフェスティバル」を開催(2010年からはシネマート新宿とシネマート心斎橋で開催)し、多くの観客を集めた。今回、5周年を記念して2つの特集上映を行っているが、そのどちらもが韓国映画だ
韓流シネマフェスで興業ナンバーワン作品となった「卑劣な町」を含む韓国映画5本を上映する「韓流祭」と、2007年に公開し大ヒット作となった「夏物語」を含むイ・ビョンホンさん主演作6本を上映する「イ・ビョンホン祭」。
村野さんは「六本木は新宿や渋谷とは異なり目的を持って来る街。だから何かコンセプトがあった方がわかりやすいと思ってアジア映画専門館という形をとった。今回の特集ではもう一度見たいというファンももちろん、ドラマなどで新しくファンになった人にもぜひ見てほしい」と話す。「アジア映画のファンが集まり、交流できる場所として機能するようにもしていきたい」とも。
料金は、「韓流祭」は1,000円均一、「イ・ビョンホン祭」は一般1,300円ほか。3月18日まで。