六本木ヒルズ(港区六本木6)ヒルサイド2階「ヒルズカフェ/スペース」で3月26日、被災者支援のチャリティーイベント「ART for LIFE:東北太平洋沖地震被災者支援プログラム」が緊急開催される。
震災による影響で中止となった「六本木アートナイト2011」。プログラムの一環として予定していたシンポジウム・トークイベントの内容を変更し、被災者支援のチャリティー活動として開催するのが同イベント。
第1部のシンポジウムでは、アートを通した東京の創造の可能性を探り、それとともに震災による被害・社会状況を踏まえて、アートに何ができるのかを議論。近藤誠一文化庁長官、東京都参与の今村有策さん、東京芸術大学准教授の中村政人さん、森美術館館長の南條史生さんらが、「元気な日本を取り戻すためにアートができること」について意見を交わす。
そのほか、これからのウェブの役割について語る「10×2 ダイアローグ:災害とアート、そしてウェブを語る10人と2時間」を開催。文部科学省の鈴木寛副大臣、ギャラリースペース「Ongoing」代表の小川希さん、現代美術家の椿昇さん、アーティストの日比野克彦さん、ITジャーナリストの林信行さんなど10人が参加し、対話型のリレートークで「ウェブと災害」「ビジネスと経済」「カルチャーとアート」などについて語り合う。
会場では多くのアーティストの作品を安価で販売する「チャリティー・セール」も実施。売り上げ全額を日本赤十字社に寄付する。
開催時間は13時30分~18時30分。入場無料。