東京ミッドタウン内(港区赤坂9)のフジフイルム・スクエアとガレリア地下1階アトリウムで7月22日から、「“PHOTO IS”10,000人の写真展2011」が開催される。主催は富士フイルム(港区)。
同展は、「写真に込めた思い」を書き添えて大サイズのプリントで展示する日本最大級の参加型写真展。6回目となる今回、全国の1~93歳の幅広い年齢層からの応募は、過去最高となる1万7,051点が集まった。作品は、過去最多となる全国29カ所の会場から応募者自身が選ぶ希望の会場で展示する。
今年は新たな企画として、「みんなで選ぶ“心に響いた”作品 2011」を実施。同企画は、来場者が「心に響いた」と感じた作品の番号を、携帯電話やスマートフォンからコメントを付けて投票し、会場ごとに「“心に響いた”作品 2011」を選ぶもの。投票結果は会場内のモニターで紹介し、各会場で上位に選ばれた作品は、後日、公式サイトでも紹介する。
そのほか、泥や海水で汚れた被災地の写真プリント・アルバムを救う活動を支援するため、写真プリントの洗浄方法、必要なツールや消耗品を提供する「東日本大震災『写真救済プロジェクト』」の紹介、震災で被害を受けた石巻市立渡波中学校1年生と同市立万石浦中学校2年生の作品を展示する「『前を向いて歩こう』~被災地の中学校からのフォトメッセージ~」、NPO法人日本写真療法家協会のワークショップ「『写真で元気に!写真セラピー』~宮城県立西多賀支援学校の子どもたちから~」などの展示も予定。
開催時間は、フジフイルム・スクエア=10時~19時、ミッドタウン・ガレリア地下1階アトリウム=11時~20時。入場無料。今月27日まで。