六本木ヒルズ(六本木6)に巨大なUFOキャッチャーを設置し、一般参加者を集めて10月9日に撮影された「トヨタラクティス」のCFが11月3日から放映されている。
近年、六本木は映画「SP THE MOTION PICTURE 野望篇」で地域全体がロケ地となったり、ドラマ「バンビ~ノ!」では港区立三河台公園が舞台になるなど、夜の繁華街のイメージとは異なる形でテレビや映画の舞台として使われている。
今回のCFはトヨタラクティスのターゲットとなる「イマドキ家族」をキーワードとして参加者を募集し、実際にUFOキャッチャーで遊んでもらった。当日は、約350家族が撮影に参加し、中に入ったキャンペーンキャラクター「ラクマ」の巨大なぬいぐるみがつかみ上げられる度に参加者から大きな歓声が上がった。
六本木について、「ここ数年でさまざまな複合型の商業施設やアート施設ができた。六本木ヒルズはベビールームなどが充実しているし、ミッドタウンにはピクニック気分が味わえる芝生広場があり、若いファミリー層にとって『都会の中心で憩えるスポット』になってきている」と捉える制作側担当者。従来は郊外で撮ることの多かったファミリーカーのCFの撮影場所として六本木を選んだという。「思っていたより多くのファミリーに参加していただき、楽しんでいただけた」と振り返る。
ホームページではTVCF4本のほか、メイキング映像も公開。