芝公園（港区芝公園3）で8月17日から、ドイツビールの祭典「芝オクトーバーフェスト2012」が開催される。

　本場ドイツ・ミュンヘンで毎年9月中旬から10月上旬にかけて開催され、世界中から600万人以上の人が訪れるなど世界最大のビールイベントとして人気の同祭典。今年は本実行委員会が開催する日本でのオクトーバーフェストの10周年にあたり、関東・東北・関西・九州など7カ所での展開を予定する。芝公園での開催は3回目。

　会場には「本場ドイツビール」「ドイツ製テント」「ドイツ製ベンチ・テーブル」「ドイツ民族音楽」「ドイツ民族衣装」など、本場ミュンヘン同様の仕様にこだわり、その規模は「日本最大」だという。

　注目のビールは、オクトーバーフェスト初登場の「フェストブラック」「エンゲル・ヴァイスビア」「エンゲル・ドゥンケルビア」「ミックスビア」をはじめとして、芝公園初の「ハッカープショール ヘーフェヴァイスビア」「ハッカープショール アノ1417 ケラービア」など、約24種類（300ミリ900円～）を提供。昨年の15種類から数を増やした。

　フードメニューは、本場ドイツの名物料理「アイスバイン」（3,000円）、「バイエルンケーゼ」（1,100円）、「ムール貝の白ワイン蒸し ガーリック風味」（1,400円）、「ジャーマンポテト」（500円）、「焼きたてプレッツェル」（400円）、ドイツ料理を盛り合わせた「ジャーマンプレート」（2,000円）など。

　「本場ミュンヘンで、オフィシャルバンドとして毎年演奏を行う『ディー・キルヒドルファー』が東京初上陸し会場を盛り上げるのも見もの」と同実行委員会の野口さん。今年からメンバーズカードも作成。来場ごとにポイントを貯めることができ、割引券などの特典と引き換えることができる。10周年を記念して作られたＴシャツやタオル、チタンタンブラーなどの販売も。

　開催時間は、平日＝16時～22時、土曜・日曜＝11時～22時。入場無料。26日まで。