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六本木にメキシカン新店-伝統グリル料理を提供、特注の「炉」で丸焼きも

ガラス張りの厨房に炉を備え子羊を丸ごと焼く

ガラス張りの厨房に炉を備え子羊を丸ごと焼く

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 六本木に10月22日、メキシコの伝統グリル料理を提供する「メキシカングリル&ワイン La Cocina GABRIELA Mexicana(ラ・コシーナ・ガブリエラ・メヒカーナ)」(港区六本木7、TEL 03-5414-1700)がオープンした。経営はリードオフジャパン(港区)。

カラフルな色使いでメキシコの雰囲気を再現した店内

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 店舗面積は50坪、席数は60席。2010年にユネスコの世界無形文化遺産に登録されたメキシコ料理は、数種類に及ぶ豊富な種類のトウガラシや豆、トウモロコシなどを用い、多彩な料理を生み出してきた。同店では、肉、チレ(トウガラシ)、豆類、小麦、魚介類、野菜、フルーツに至るまで、ほとんどの材料にメキシコ産のものを使う。

 メーン料理は、日本では初となる特注の「炉」でまきを使い豪快に焼き上げる肉のグリル「カルネ・アサダ」(牛肉赤身300グラム=3,900円~)、「セルド・アサド」(骨付き豚肉400グラム=3,300円)、「カブリート」(骨付き乳飲み子羊400グラム=4,500円)。ブロックのままじか火(遠火)でじっくり焼き上げることで、香ばしく柔らかい食感になるという。特に1カ月未満の子羊を丸ごとぶら下げ、5~6時間かけて焼き上げる料理は「ほかでは食べられない貴重なもの」とマネジャーのフェリー・カデムさん。基本的に1人1品の肉料理を注文することが決まりだが、「赤身の肉を炉で焼くことで余分な脂分が落ちるので、女性でも食べやすい」とも。

 肉以外のサイドメニューは、メキシコ産のアボカドで作る「作りたて特性ワカモレ ガブリエラ風」(1,400円)や、「知る人は少ないが実はメキシコが発祥」という「元祖シーザーサラダ」(1,400円)のほか、世界的に有名な画家夫婦ディエゴ・リベラとフリーダ・カーロが存命中に好んで食べていたというレシピを再現し、月替わりで提供する。

 ドリンクは、ビール(700円)、カクテル(1,200円~)、テキーラ(1,000円)などのほか、メキシコをはじめとした中南米のワイン(グラス=700円、ボトル=2,800円~)をそろえる。

 営業時間は17時30分時~23時30分。日曜・祝日定休。

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