グランドハイアット東京(港区六本木6)で11月14日、「クリスマスチャリティーエリア」オープニングセレモニーが行われ、東北と東京の子どもたちが「スイーツクリスマスツリー」に飾り付けを行った。
同ホテルではロビーを「クリスマスチャリティーエリア Folrest of Sweets」として約10本のクリスマスツリーを設置。キャンディーなどを飾り付けるとともに、今年3月に国際製菓コンクール「ル・モンディアル・デ・ザール・シュクレ2012」で世界一に輝いた岡崎正輝同ホテルパティシエ副料理長が制作した球体のスイーツオブジェを配置し「スイーツの森」を出現させた。木製のオーナメントや根元を飾るチップは九州北部豪雨の被害に遭った大分県中津市耶馬渓地域で流されたり倒されたりした木を材料に地元で制作されたものを使う。
セレモニーでは同ホテルのクリストフ・ローヴォ総支配人が「昨年はホテルゲストや近隣の方からプレゼントを預かって約1000個のプレゼントを東北の子どもたちに届けることができた。スイートなクリスマスが東北と東京の子どもたちに届くように願ってこの森を作った」とあいさつ。続いて昨年プレゼントを受け取った子どもの代表として宮城県亘理町の星野樹里香さんが「去年は地震で大変な思いをしたけれど、皆さんから頂いたプレゼントで元気が出ました」とお礼の言葉を述べた。続いて、東北地方の子どもたち5人と西町インターナショナルスクールの児童16人が参加し、同じく耶馬渓地域で制作したツリー型のオブジェにキャンディーやチョコ、マシュマロなどのスイーツを飾り付けた。子どもたちが飾り付けたツリーはクリスマスチャリティーエリアに設置される。
同ホテルではクリスマス企画として、宿泊料金の5パーセントを子ども地球基金に寄付する「クリスマスチャリティーステイプラン」を提供するほか、売り上げの一部を寄付する「クリスマスチャリティ クッキー&ハンパー」(600円)、全額を寄付する「クリスマスチャリティーキャンディー」(500円)も販売する。
12月25日まで。