港区立芝公園(港区芝公園1)とプリンス芝公園(芝公園4)で11月22日、ライトアップイベント「創エネ・あかりパーク-明日の夢、花開く-」が始まった。主催は「創エネ・あかりパーク」実行委員会、共催は経済産業省、環境省、港区。
太陽光発電や風力発電など未来のエネルギーとして期待される日本の「創エネ」技術について最新のイルミネーションなどを楽しみながら知ることができる同イベント。2万8000平方メートルの会場は7台の電気自動車を電源としてライトアップされ、LED約3000球を使った「光の地上絵・レインボーフラワー」が彩る。人力発電による光のタペストリー10点、小型風車2台、ソーラーパネル6点なども展示される。総合プロデュースと照明デザインを行ったのは東京タワーなどで知られる照明デザイナーの石井幹子さん。
電気自動車をはじめとしたさまざまな発電機器も展示、省エネルギー創エネ体験テントでは、床発電やソーラー木製パズル、LED自転車、人力発電の増減で光が変化する「光のタペストリー」などが体験できる。
22日に行われた点灯式で石井さんは「電気を有効に使いながら美しい光のインスタレーションを実現することを目指した。このイベントを通してお子さんから大人まで多くの人々がエネルギーにより大きな関心を抱くようになってくれれば」とあいさつ。港区の小学校に通う児童らの合唱の後、一斉に点灯された。
開催時間は17時~22時。19時~20時にはライブイベント「ミュージック・オン・ステージ」も開催。25日まで。