六本木ヒルズ展望台「東京シティビュー」(港区六本木6)で来年2月18日から、謎を解き明かしながら脱出する参加型ゲームイベント「夜の展望台からの脱出」が開催される。主催はSCRAP(東京都渋谷区)。
「クリムゾンルーム」を発端に人気を得たインターネットの脱出ゲーム。そのフォーマットをそのまま現実世界に移し替えたというリアル脱出ゲームは、実際のビルや学校といった空間を使い、「閉じ込められた」という設定の参加者が、頭脳と体を駆使して会場中にちりばめられた謎を解き明かし脱出する。
原宿、東新宿などに構える常設型ゲームのほか、東京ドームやよみうりランド、明治神宮球場などで行う公演型ゲームがあり、2012年春に全国6都市で行われたZEPPツアーでは3万人を動員した。
参加者と協力し合うことで仲良くなり、その後も交流が続くことも多いという。常設型ゲームは6人1組で脱出するところ、同公演では個人戦となる予定。脱出成功率はわずか1割で、悔しい思いを抱えて帰ることで再チャレンジにつながる。「空に近い場所にふさわしく、ロマンチックな謎解きを用意した」と広報担当者。
カップルチケットとして、同フロアに店を構える「マドラウンジ」のコースディナーをセットにしたチケットの販売も予定(2人分=1万8,000円)。前売り=3,500円、当日=4,000円。
開催時間は、1部=19時~19時45分、2部=21時45分~22時10分。2月27日まで。チケットは各プレイガイドで12月15日から販売する。