六本木ヒルズ（港区六本木6）のカフェ/スペースで6月28日・29日、ツール・ド・フランス観戦とフランスワインを楽しむイベント「ツール・ド・フランスと巡る、フランスワイン12の旅」が開催される。主催はフランスアグリメール（フランス農水省関連団体）。

　昨年春より日本と中国で、フランスワインのキャンペーン「フランスワインを手にフランスを味わおう」を展開中の同団体。ワインだけにとどまらず、その奥にあるフランスの魅力や文化をフランスワインとともに体験する企画として、100回目を迎えるツール・ド・フランスとともに紹介する。

　6月29日に開幕し、3週間で約3400キロを走破する世界最高峰のロードレース「ツール・ド・フランス」。レースとしての魅力はもちろん、フランス各地方の世界遺産や名所を巡るコースレイアウトも見どころの一つ。フランスワインにおいても、シャンパーニュ、アルザス、ロワール、ボージョレ、ボルドー、プロヴァンスなど、各産地の地理的な条件、気候や土壌（テロワール）、歴史、文化によっても、そのおいしさはバラエティーに富む。

　イベントは両日ともに3部構成。第1部は、12の産地のワインを手軽な料金で提供するテイスティングを行うほか、定員制の第2部は、12の産地から集めたスパークリングワインを試飲しながら、フランス文化、ワインや自転車競技のスペシャルゲストを招きトークショーを開く（すでに満席）。第3部は、国内最大4チャンネルのスポーツテレビ局J SPORTSの協力で、ライブでのレース観戦・大会事前番組を観賞する。

　昨年のツール・ド・フランス第4ステージでは新城幸也選手が敢闘賞を獲得。日本人で初めてグランツールの表彰台に上がった。第100回ツール・ド・フランスは6月29日～7月21日、J SPORTSで全ステージが独占生中継される。

　開催時間は、第1部・28日＝12時～17時、29日＝12時～15時。第3部・28日＝21時～23時、29日＝18時40分～翌2時（ライブ中継は予定より早く終わることもある）。