六本木ヒルズで8月1日、小学1年生から6年生を対象にした「六本木ヒルズ 街づくりのヒミツ探検ツアー」が開催された。
実際に街を見学しながらまちづくりの方法や仕掛けを学ぶ子どもたち
創業から50年にわたって地域の人々とまちづくりを進めてきた森ビルが、その中で培ったさまざまなまちづくりのノウハウを、地域の人たちや子どもたちに体験してもらい、楽しく学びながら次世代の都市の在り方を考えていこうという試み。まちづくりの中で大切に考えている「安全」「環境」「文化」をテーマに2007年から開催。これまでに延べ3000人を超える参加者を動員した。
今回開催された同ツアーは、「レクチャー」「ワークショップ」「見学」の3部で構成され、参加者は六本木ヒルズ展望台「東京シティビュー」から街を見渡し「過ごしやすい街」について話し合ったり、新しい街をつくるワークショップに取り組んだり、六本木ヒルズを探検しまちづくりの方法や仕掛けなどを発見するなどして、楽しく学んだ。
当日は12組25人の親子が参加。「班のみんなでまちづくりをするのが楽しかった」(3年生)、「街をつくる時には、住む人のことを第一に考えることを知った」(5年生)、「みんなと意見を交わすのが楽しかった」(6年生)、「六本木ヒルズには何度も足を運ぶと、その都度発見がありそうだと思った」(保護者)などと感想を述べた。
今夏は同ツアーのほか、「六本木ヒルズ 逃げ込める街 探検ツアー」(開催済み)「六本木ヒルズ 建物の安全のヒミツ探検ツアー」「六本木ヒルズ アートと文化のヒミツ探検ツアー」「六本木ヒルズのヒミツ探検ダイジェストツアー」の計5ツアー、全32回を展開。現在参加者を募集しているツアーなどの詳細はホームページで確認できる。