六本木ヒルズアリーナ(港区六本木6)で8月21日、新作映画「マン・オブ・スティール」のジャパン・プレミアが行われ、主演俳優のヘンリー・カビルさんらが登場、ファン約1500人が詰め掛けた。
同作は誕生から75年を迎えるアメリカンコミックの人気キャラクター「スーパーマン」を主人公とした作品で、1978年から制作された映画シリーズのリブート(シリーズを新たに作り直す作品)。「スーパーマン」シリーズとしては初めて3Dで製作された。
同イベントではゲストがレッドカーペットでファンとの交流を行った後ステージであいさつ、その後プレミア上映が行われた。主演のカビルさんのほか、監督のザック・スナイダーさん、プロデューサーのデボラ・スナイダーさんとチャールズ・ローブンさんが登壇。レッドカーペットゲストには世界水泳で銅メダルを獲得した入江陵介選手、叶姉妹、うじきつよしさんらが登場した。
スナイダー監督は「私は日本のアニメや映画から多大な影響を受けている。この作品も見ていただければその影響が垣間見えるのではないか」と発言。カビルさんは「スーパーマンはこれまでさまざまな解釈がされてきたが、共通しているのは『正しいことをしようとする』ということ。この作品はそのスーパーマンのオリジンを描いていることもあって、本当に謙虚な気持ちにさせられる。日本の皆さんにもぜひ見ていただきたい」とあいさつした。
六本木ヒルズメトロハットにはスーパーマンが富士山上空を飛ぶ巨大広告が登場。日本のために制作されたオリジナルの広告で、25日まで掲出される。
同作は8月30日から六本木ヒルズほか全国で公開。