東京ミッドタウン（港区赤坂9）の芝生広場で10月11日、「ミッドマーケット　～おどる宝島！とくしまを感じる4日間～」が始まり、初日の11日は「阿波（あわ）とくしま観光大使」の横綱白鵬関がちゃんこを振る舞った。

とくしまマルシェの様子

　「都心で全国各地の良いものを知ってほしい」という趣旨で行われている「ミッドマーケット」は今回が12回目。10回目からは一つの都道府県にスポットを当て、これまで岐阜県と鹿児島県を紹介、3回目となる今回は徳島県を紹介する。

　会場では芝生広場を囲む形で「とくしまマルシェ」を開催。旬の青果や鳴門金時等を販売する「とくしまマルシェ事務局」、「本格的芋焼酎　里娘」や「スーパーすだち酎」を販売する「日新酒類」などの徳島県の物産を扱うブースや、徳島ラーメンを販売する「徳島ラーメン　ふく利」などの飲食物を扱うブース、観光PRを行うブース20が出店する。

初日となった11日は横綱白鵬関が徳島県の食材を使って所属する宮城野部屋の味付けで作ったちゃんこを一般の来場者に振る舞うイベントが行われ、会場に集まった約100人に横綱自らちゃんこを配った。白鵬関は婦人の出身地である徳島県について「徳島は第二の故郷、東京の真ん中で大きなイベントをやるなら力になりたいと思った」と話し、徳島のおすすめのスポットについて聞かれると「大塚国際美術館、自分が結婚式を挙げたところだからね」とコメントした。

　12日から14日までは「阿波おどり　in 東京ミッドタウン」を開催。12日と13日は徳島の有名連「天水連」が、14日は高円寺などの連（れん）が踊りを披露する。

　開催時間は11時～17時。阿波踊りは12日＝14時～と16時～、13日･14日＝13時～と15時～。入場無料。