六本木ヒルズアリーナ（港区六本木6）で11月9日・10日、全国各地の収穫物を集めて生産者への感謝の気持ちを再発見するイベント「TOKYO HARVEST（東京ハーヴェスト）」が開催される。主催はオイシックス（品川区）などから成るTOKYO HARVEST実行委員会

　「当たり前のようにテーブルに並ぶ、海の幸や大地の恵み、その生産者への感謝を東京の真ん中から届ける」ことを目的に企画された同イベント。発起人にはフェンシング選手の太田雄貴さん、作家の乙武洋匡さん、熊本県営業部長のくまモン、アーティストのスプツニ子！さん、東京造形大学の竹村真一教授、森美術館の南條史生館長、参議院議員の松田公太さんらが名を連ねる。

　イベントはステージイベントとマルシェ、キッチンカーを中心に展開。ステージイベントは、林芳正農林水産大臣、カフェ･カンパニー（渋谷区）の楠本修二郎社長、オイシックスの高島宏平社長によるオープニングセッションを皮切りに、農作業をモチーフにしたプチ運動会「みのりんぴっく」、ライブセッション、生産者トークセッションなどを行う。みのりんぴっくでは、ロンドンオリンピック銀メダリストの三宅宏実さん、バルセロナオリンピック金メダリストの岩崎恭子さん、格闘家の小比類巻貴之さんなどをゲストに「田植え競争」「俵運び競争」「みかんぴったり3kg競争」を行う。ライブセッションの出演者はバロンと世界一周楽団、歌手のSalyuさん、音楽プロデューサーの小林武史さんなど。詳しいタイムテーブルはホームページで確認できる。

　アリーナには2日間限定で「畑」が出現。しいたけ、玉ねぎ、人参などの収穫体験ができる「収穫ツアー」などを実施する。

　マルシェでは全国の生産者が会場で直接、農産物などを販売。米や農産物加工品などを販売する「ふくいマルシェ」、フルーツほおずきなどを販売する「早野商店」など8店舗が参加する。

　キッチンカーでは素材を生かしたオリジナル料理を販売。「恵比寿かき」のピッツァを販売する「福岡市唐泊産カキ×SALVATORE CUOMO」、房総漁師メンチ、クジラメンチなどを販売する「たべたび屋台」、ホタテ浜焼き、天然ワカメ丼などを販売する「三陸フィッシャーマンズ・キッチン」など6台が出店する。

　開催時間は11時～19時（10日は18時まで）。入場無料。