東京タワー(港区芝公園4)で3月15日・16日の両日、はとバス(大田区)の新型車両の展示や撮影会などを行う「はとバス65周年イベント」が開催される。
1948(昭和23)年に創立した同社の創業者・山本龍男が東京タワーを管理する日本電波塔(芝公園4)の設立メンバーの一人であるなど、両社の関係が深く、東京タワーも開業55周年を迎えることから企画された。記念として650円で2月に発売した、同施設大展望台の入場券付きの1時間のツアーは用意した880人分が即日完売した。
イベントでは、東京タワー正面玄関前に、これまでの黄色のはとバスのイメージを覆す漆黒の高級車両「ピアニシモIII」2両と、トイレ付き36人乗りの新型車両「レガート」2両を展示。フットタウン3階タワーギャラリーでは65年の歴史をビジュアルで表現した「ヒストリーパネル」やバスガイドの歴代の制服などを展示、はとバスイメージガールやノッポン兄弟との撮影会、子ども用に作られたバスガイドの制服を着用しての記念撮影などを行う。
両日、アンケートに答えると招待券やグッズが当たる抽選会を開くほか、はとバスの運行開始と同じ1949年3月19日生まれの人には招待券を進呈する。各日11時10分、40分、13時10分、と14時からの毎時40分には、モニターに映った東京の景色を元にバスガイドが実際と同じようにガイドをする「バーチャルツアー」も予定。
開催時間は10時~19時。入場無料。