東京ミッドタウンや六本木ヒルズで3月24日、ソメイヨシノの開花が確認されたことを受け、六本木エリア各地の開花状況を調査したところ各所で開花が確認された。
東京ミッドタウンでは、芝生広場近くと隣接する檜町公園での開花を確認、ミッドタウンでは昨年より10日遅い開花となった。同エリアには約150本の桜があり、今月20日からは17時~23時の間、ライトアップも行っている。
六本木ヒルズでは毛利庭園の池のそばのソメイヨシノが開花したほか、さくら坂でも数輪の開花を確認した。同施設には85本の桜があり、開花を受けてライトアップを行う予定(17時30分~23時)。4月3日からは東京シティービューで上から東京の桜を眺められる「天空のお花見2014」も予定する。
泉ガーデン、アークヒルズなどがある六本木一丁目エリアでは、700メートルの桜のトンネルがあるスペイン坂で開花を確認。ここでは1本の木で数十輪が開花していた。スペイン坂そばの泉ガーデンでは早咲きの桜が間もなく見頃を迎え、スペイン坂からつながる桜並木でも間もなく開花が見込まれる。同施設では今月20日から「お花見まつり」を開催。17時~20時の間、ライトアップを行うほか、コンサートやフォトコンテストも予定する。
国立新美術館に隣接する政策大学院大学などでも開花を確認。見頃を迎えるのは開花から1週間後の来週半ばと予想される。
気象庁による都内の開花宣言も間もなくと予想されるが、開花宣言が出された場合、その夜に東京タワーでピンク1色のライトアップ「さくら開花ピンクダイヤモンドヴェール」が行われる予定。点灯時間は日没から22時まで。