日本クラフトビール(港区西麻布1)は4月13日、「東京」をテーマにした新ブランド「Far Yeast」の第1弾商品「Far Yeast Tokyo Blonde」を首都圏限定で発売した。
東京芸術大学出身の建築家・宮崎晃吉さんがボトルデザインを担当
「華やかで、伝統と最先端が交じり合いながら日々進化していく『東京:Tokyo』を象徴するようなビールを」というコンセプトで誕生した同ブランド。「ネルソンソーヴィン」と「ニュージーランド・ザーツ」の2種類のアロマホップを組み合わせた独自のレシピで、熱処理を加えず、工場から温度管理された状態で届けることでビール本来の持つ「生」の味を楽しむことができるほか、醸造ごとにレシピを調整していくことで味わいが変化し、進化するという。
ピルスナータイプの「Tokyo Blonde」と、ホワイトエールタイプの「Tokyo White」(5月後半発売予定)の展開を予定。「Tokyo Blonde」は大手メーカーのラガービールとも、エール系クラフトビールとも違う新しいカテゴリーを創出。「Tokyo White」はシャープなホワイトエールで、フレンチセゾン酵母を使ったドライなウィートビールだという。
「バッチ(仕込み)ごとにレシピを更新していく。当初は首都圏限定での発売になるが、将来的には輸出も視野に入れている」と山田司朗社長。「2020年のオリンピック開催に向けて、これから東京がさらにワクワクする街に変貌していく。このような機会を目の前にし、東京を拠点に活動するクラフトビール会社として、東京をテーマにしたビールをぜひ手掛けたいと思っていた。世界に誇れる素晴らしい街『東京』の魅力を世界に発信できるビールにしていきたい」とも。
現在、六本木エリアでは「awabar」(六本木4)で提供しているほか、「豚組しゃぶ庵」(六本木7)での取り扱いも予定する。