東京ミッドタウンで6月21日、一年の真ん中の日を祝う初のイベント「MID DAY」が始まった。
元旦から182日、大みそかまで182日。7月2日を一年のちょうど真ん中として「MID DAY」と名付け特別な日にしたのは、「Tokyo Midtown Award 2013」デザインコンペでグランプリを受賞したデザイナー集団「bivouac(ビバーク)」。これまでの半年を振り返り、これからの半年を思う一日にすることを提案した。
同作品の提案を受け、来街する人をハッピーにする仕掛けで「MID DAY」を祝う。芝生広場に出現する「MID DAY」の巨大ロゴには、これまでの半年を振り返り、これからの半年の目標や祈願をリボンに書いて結ぶ、正月の絵馬を想起した企画を実施。思いが書き込まれたリボンは、イベント終了後に奉納する。
7月2日の「MID DAY」当日は12時へのカウントダウンを皮切りに、東京ミッドタウン各所でスタッフに扮(ふん)したキャストが突然本格的なオペラを始めたり、ディスプレーに扮したパフォーマーが突然動き出したりと、思わず笑顔になるハッピーなサプライズを企画。ロンドンのデザイン会社Airsideが2011年に設立したクリエーティブスタジオ「Airside日本」のヘンキ・レオンさんによるアート作品では、真ん中に立って写真を撮ると驚きの仕上がりになるなど、アートを使ったフォトスポットで「MID DAY」の思い出を撮影できる。
そのほか、佐藤卓さんをはじめとする「Tokyo Midtown Award」デザインコンペ審査員による特別企画なども実施する。
当日は、ガレリア・プラザのインフォメーションで駐車券を提示の上、「HAPPY MID DAY」と伝えると、駐車場を1時間サービスする。将来的には、「MID DAYが全国に普及するよう、東京ミッドタウン以外での展開も目指す」(bivouac)という。
開催期間は7月2日まで。タイムスケジュールなどは公式ホームページで確認できる。