六本木ヒルズアリーナ(港区六本木6)で11月15日、世界最大級のストリートスノーボードコンテスト「BURTON RAIL DAYS presented by MINI」が開催される。主催はバートンスノーボード(本社=米国)。
今回が4回目となる同大会は、約100トンの雪を使って高さ9メートル、全長40メートルの特設コースをアリーナに設置。「ギャップ」と呼ばれる段差や「レール」「ウォール」と呼ばれる手すりや壁などの造作物を使ってトリックを決ながらコースを滑り降り、そのライディングの出来を審査員が評価するもの。昨年は約4000人が観戦した。
今年の出場選手は、昨年優勝したザック・ヘイルさんをはじめ、米国、カナダ、イギリス、フィンランド、日本、アイルランドから16人で、日本からは昨年2位に入った阿部祐麻さんと、オンライン投票で選ばれた高尾翔馬さんが出場。コンテストの優勝者には1万5,000ドル、2位には6,000ドル、3位には3,000ドルの賞金が贈られる。
ヘイルさんは「1年の中でも楽しみなイベントの一つで、心待ちにしている。コース自体だけでなく、ファンの歓声も非常に待ち遠しい」とコメントする。
音楽やアートとの融合も見どころの一つで、コース壁面はアーティストとコラボレーションしたペインティングで飾られる。ペインティングをするのは、グラフィティアーティストのKAZZROCKさん、KRESS EYEさん、KANEさんの3人のアーティスト。当日のDJはDJバトルで2度日本一に輝くなどの実績を持つDJ IKUさんが務める。
会場にはキッズ専用スノーボードパークも設置。3歳~6歳を対象に、安全にスノーボードの基礎を体験することができる(必要なギアは全て無料で貸し出し、当日予約制)。
開催時間は11時~19時30分(コンテスト=17時~、キッズコーナー=11時~17時)。入場無料。