東京ミッドタウン近くに12月1日、カジュアル・シャンパン・ダイニング「Le Couer(ル・クール)」(港区六本木7)がオープンした。運営はThe Opener(麻布十番3)。
シャンパンとイタリアンワインを輸入する同社がシャンパン&ワインバー「ラ・シャンデル」(六本木5)に続いてオープンさせた同店。同社が輸入するシャンパンと、ひらまつグループの日本食レストランやシャンパーニュ地方の「ル・ベルソー」などで修行した宮林隆元シェフの料理を提供する。席数は16席。
ドリンクメニューは同社が輸入する物を中心に、シャンパンを常時30種以上そろえる。同社の社長で日本ソムリエ協会認定ソムリエの扇谷まどかさんが「できるだけシャンパンを身近に感じてもらえる価格帯で出したい」と言うように、グラスシャンパンは850円から用意。シャンパンと白、赤3杯を楽しめる「ソムリエール厳選のグラスワイン3種」も2,500円で提供する。扇谷さんは「仕事終わりの女性が一人でふらりと来て楽しめるような場所になれば」とも。
フードは前菜3品とメーン(肉または魚)、Le C?urのスペシャリテ「ハッシュドビーフ」、デザートがセットになった「サンキューセット」(3,900円)のほか、アラカルトで前菜、肉料理、魚料理などを用意する。扇谷さんは「1店舗目はフードの提供がなく、お客さまからご飯を食べられるところが欲しいという要望もあったので、近くにダイニングもオープンさせたいと思っていた。ワインと相性のいい料理をセットで楽しんでほしい」と話す。
土曜・日曜・祝日はブランチの時間帯に、シャンパン飲み放題(1時間30分)を5,000円で提供。ブランチメニューは、「ハッシュドビーフ」(1,500円)、「エッグベネディクト」(1,200円)、「本日のガレット」(1,400円)など。扇谷さんは「子どもと一緒に楽しめる店にしたくて、週末はファミリーで楽しめるブランチを提供することにした」とも。
営業時間は平日=18時~23時、土曜・日曜・祝日=10時30分~22時(土曜は23時まで)。水曜定休。