六本木ヒルズに12月12日、大型シュラスコ料理専門店「バルバッコア」(港区六本木6、TEL 03-5413-3663)がオープンした。経営はワンダーテーブル(新宿区)。
店舗面積は138.8坪、席数は190席(バー32席、ダイニング146席、個室12席)。木のぬくもりとレンガを基調としたアットホームなインテリアでまとめ、店内中央には巨大なサラダバー、奥には「シュラスケーロ」を設置。肉を焼いている様子を眺めながら食事ができる。
シュラスコ(ブラジリアンバーベキュー)は、かたまりのまま串に刺し、岩塩のみを使って焼き上げたジューシーな肉を、「パサドール」と呼ばれるスタッフがそのままの状態でテーブルまで運び、客の目の前で好きな部分を好きなだけ切り分けて提供するブラジルの郷土料理。
「バルバッコア」は1990年、ブラジル・サンパウロに誕生し、現在ブラジル国内では関連店舗を含め全7店舗、イタリア・ミラノに1店舗展開する。日本では1994年、表参道に1号店をオープンし、その後、丸の内、新宿、心斎橋、渋谷に展開。六本木店は、専任のシェフが目の前でシュラスコを焼いて提供するシェフズルームを備えた初めてのプライベートルームを用意した(ミニマムチャージ10万円~)。
メニューは、いろいろな牛肉の部位や鶏肉、リングイッサ(ソーセージ)、野菜など、常時15種類のシュラスコをそろえるほか、サラダバーでは約50種類の新鮮野菜やデリなどを並べ、パルミット(ヤシの新芽のボイル)などのブラジル独特の素材や、フェジョアーダ(煮込み豆料理)やムケッカ(シーフードシチュー)といったブラジル料理も用意。これらが食べ放題になる「シュラスコセット」(4,800円)のほか、キンジン(ブラジル風プディング)やベイジンニュ(ブラジルで人気の練乳スイーツ)など、ブラジルのデザートが食べ放題になるデザートビュッフェ(700円)なども。
営業時間は、ランチ=11時~15時(土曜・日曜は16時まで)、ディナー=17時~22時。