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六本木で若手写真家・水谷吉法さん初個展-野生化したオウムの作品など

展示の様子

展示の様子

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 AXISビルの「IMA CONCEPT STORE」(港区六本木5)で2月3日から、写真家・水谷吉法さん初の個展「Colors / Tokyo Parrots」が開催される。

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 水谷さんは1987(昭和62)年、福井生まれ。2010年に写真家としての活動をスタートし、グループ展などに参加。2014年にはオランダの「Foam」誌が主催する「Talent Call 2014」に選出され、世界的な注目を集めるようになった。

 写真集も発売される「Colors」と「Tokyo Parrots」という2つのシリーズから約100作品を展示する同展。「Colors」は色や形に着目して日常で出合う風景を撮影し、蓄積していくもので、「大量に撮られたイメージから現代社会の記号性を浮かび上がらせる」という。「Tokyo Parrots」は、1970年代にペットとして日本にやってきたインコが東京で野生化し大量発生した様子を撮影したもので、日常の風景の中に異質なものが侵入した違和感を表現する。

 同ギャラリーの波多野うららさんは「作品を壁に直接貼ったり、額装したり、壁から浮かせるように配置したりと、展示方法にバリエーションをもたせることで、同じ空間にありながらそれぞれのシリーズがもつ世界観が観る人に伝わるよう空間構成した。とてもカラフルで、東京アート写真シーンの『今』が感じられる」と話す。

 2月7日18時~19時には、水谷さんによるギャラリートークとサイン会、同26日20時~22時には、水谷さんと「WIRED」日本版編集長の若林恵さんらによるトークショーの開催も予定する。

 開館時間は11時~22時。3月10日まで。

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