六本木ヒルズ(港区六本木6)のハリウッド大学院大学で10月10日、東南アジアからの留学生らがアセアン諸国の文化を紹介する「アセアンフェスティバル2015」が開催される。主催は在日アセアン青年ネットワーク(AYNJ、南青山2)。
AYNJはインドネシア、タイ、ベトナム、マレーシア、フィリピン、シンガポール、ミャンマー、カンボジア、ラオスの9カ国の留学生を中心に活動を行う団体で、年に1回の同フェスティバルのほか、スポーツフェスティバルやアカデミックフォーラム、就職相談などを行っている。
同フェスティバルは2006年から、メンバー間の親近感を深めることや、ASEAN(東南アジア諸国連合)の魅力を世界に発信することを目的に毎年秋に開催し、今回が10回目。10周年と多くの参加者を歓迎する意味を込めてテーマを「Hel10 ASEAN」として開催する。昨年は日本に滞在する東南アジア諸国の人々や日本人1000人以上が来場した。
「文化パフォーマンス」や「ファッションショー」などのステージイベントでは、フィリピンの「バンブーダンス」のような伝統的な踊りや舞などを披露するほか、ラオスなどで着られる「シン」などの民族衣装を留学生が着用しファッションショーを行う。
各国のブースではそれぞれの国の物産品や料理を提供。インドネシアの「ナシゴレン」、マレーシアの「オンデオンデ」、カンボジアの「ポークライス」などを販売する予定。
開催期間は12時~18時。入場料は一般=600円(前売り=300円)など。