六本木のミュージアムカフェ「THE SUN」(港区六本木6)で9月12日、森美術館(同53階)で開催中の「宇宙と芸術展:かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ」とコラボレーションしたフードメニューの提供が始まった。
宇宙飛行士の毛利衛さんが日本人として初めてスペースシャトルに乗って宇宙へ旅立った日である1992年9月12日は「宇宙の日」として、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が制定している。この日にちなみ、「宇宙空間を食の面からも楽しめるように」という意味を込め、同カフェと同展のコラボレーションメニューを開発した。
提供するのは、竹炭を加えた魚介のかき揚げの上にウズラの卵、金箔や銀シュガーをあしらって太陽や宇宙の星々を表現した「ブラックホールかきあげ丼」(1,280円)、惑星をイメージしたアイスクリームにブルーベリーソースやパンナコッタ、フルーツで宇宙空間を表現した「惑星と時空間のパフェ」(900円)、カシスムースやピスタチオアイスの惑星、焼きチョコレートの隕石(いんせき)、チーズケーキの流れ星など、さまざまなスイーツをプレートに盛り合わせた「惑星と時空間のスイーツプレート」(1,200円)の3種類。コラボメニュー注文客には同展オリジナルのワッペンコースターを進呈する。
「現在開催中の『宇宙と芸術展』では、世界のUFOファンが注目する、日本の江戸時代のUFO伝説 『うつろ舟』伝説の資料が展示されているが、限定オリジナルグッズのなかに、この『うつろ舟』をデザインした丼があり、SNSでバズが起こるほど人気を博している。この丼を使った、視覚的にも味覚的にも宇宙感いっぱいのメニューということシェフが考案した」と同店広報担当。
営業時間は11時~22時。提供期間は、「惑星と時空間のパフェ」=9月12日~10月31日、「惑星と時空間のスイーツプレート」=11月1日から来年1月9日。