「六本木ヒルズ　けやき坂コンプレックス」屋上庭園（港区六本木6）で5月24日、恒例の田植えイベントが行われた。

応援に駆けつけた「富士の国やまなし観光キャラバン隊長」の武田菱丸くん

　2003年（平成15）年の開業以来、毎年行われている同イベント。地上約45メートルの高さに位置する同所には水田や畑を含む面積約1,300平方メートルの庭園を構え、普段は非公開としている。参加者は、六本木ヒルズ在住または同オフィス勤務者とその家族などを対象としている。

　2006（平成18）年からは、福井県や三重県、宮城県、富山県など各自治体とコラボレーションし、現地のブランド銘柄またはゆかりのある米を育てている。21回目の今年は、参加した約150人の親子らが、山梨県のコメ「にじのきらめき」を水田に植え付けた。

　家族で参加したという佐野しゅんすけ君（8）。は「今回は3回目の参加だったが、楽しかった。正直まだ泥に慣れない部分があるので、次回は長靴を履いて参加したい」と話した。