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西麻布にスパイスカレー店「西麻布CURRY」 フードロス野菜使う

「N'onaka」オーナーシェフの野中靖幸さん(左)と「蔬菜茶寮」スタッフの宮崎萌子さん

「N'onaka」オーナーシェフの野中靖幸さん(左)と「蔬菜茶寮」スタッフの宮崎萌子さん

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 スパイスカレー店「西麻布CURRY」(港区西麻布2)が西麻布にオープンして、2月10日で3カ月がたつ。

「フードロス野菜」を使った「カレーライス」

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 経営は「蔬菜茶寮(そうさいさりょう)」(同区)。フードロスとして市場で行き場を失った野菜を使う。代表の阪田慶さんは、築地の青果仲卸で青果を扱いながら、日々の現場で「売れ残り」が大量に出る状況を見てきた。「捨てられる前に、おいしく食べてもらえる形にしたい」思いから、昨年5月ごろに「蔬菜茶寮」を立ち上げ、西麻布で青果店を開いたのがきっかけ。

 阪田さんはフードロス食材の活用を広げる取り組みとして、豊洲・築地で出た食材を集め、プロの料理人が腕を振るう単発イベントを毎月開いてきた。西麻布の飲食店でもコース提供を行うなど回を重ねる中で、フードロス食材を定期的に、安定して生かせる形を模索。フードロスに関心を持っていたクラシックフレンチ「N'onaka(ノナカ)」オーナーシェフの野中靖幸さんと出会い、相談を重ねてカレーの開発に至り、ノナカのランチタイムを利用して間借りで同店を開いた。

 メニューは「カレーライス」(1,500円)のみ。日によって内容が変わる野菜から2種を選び、皿の上に大ぶりに盛り付ける。提供前にはサラダを添え、食後には甘酒も用意。甘酒は、炊飯で出やすい余りご飯を活用し、イチゴなど季節のフルーツを合わせるなど、店内でも食材を循環させる工夫につなげるという。

 野中さんは「カレーは動物性食材や小麦粉、バターを使わず、野菜とスパイスのみで仕上げるのが特徴。季節のフルーツも取り入れ、甘みや酸味、香りのバランスを整える。野菜だけで成立する唯一無二のメニューを目指した」と話す。阪田さんは「食を大事にする人とつながりたい。野菜が好きな人、おいしいものが好きな人にぜひ足を運んでいただけたら」と来店を呼びかける。

 営業時間は11時30分~14時。月曜・火曜・土曜・日曜・祝日定休。

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