国立新美術館に「ポール・ボキューズ」のレストランが開店

1月21日、国立新美術館内にレストラン「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ」がオープン。仏・リヨン地方を中心とした郷土料理などを提供する

1月21日、国立新美術館内にレストラン「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ」がオープン。仏・リヨン地方を中心とした郷土料理などを提供する

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 レストラン運営を手掛ける「ひらまつ」(渋谷区)は1月21日、同日開館した国立新美術館(港区六本木7)の3階にレストラン「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ」(TEL 03-5770-8161)をオープンした。初日昼には来館者が列をつくり、1日で約600名の来客があった。

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 同店は、「ミシュラン・ガイド」の三ツ星を40年以上維持する「レストラン ポール・ボキューズ」オーナーのポール・ボキューズ氏が代表を務めるプロデュイ・ポール・ボキューズ社との業務提携による出店で、同社が国内での独占的展開権を保有する。ボキューズ氏とプロデュイ社がメニュー、レシピの基本企画と技術指導を担当。運営はひらまつが行う。

 ボキューズ氏は、1926年生まれ。仏・リヨンでは7拠点でレストランやブラッスリー(軽食やアルコールを提供する業態)を展開する。国立新美術館の店舗は海外初出店で、「正統の継承」をコンセプトに、リヨン地方を中心とした郷土料理を中心として、伝統的なフランス料理を提供する。年間売上目標は約10億円。

 メニューは、14時までがプリフィクススタイルのランチ(前菜・メインディッシュ・デザート、1,800円)を提供。以降はアラカルトで、前菜「牛肉と野菜のゼリー寄せ“ブッフ・ア・ラ・モード”」(1,600円)、「栗かぼちゃのあたたかいスープ」(800円)、魚料理「リヨン風白身魚の軽いクネル」(2,600円)、「活帆立貝のポワレ リゾット添え」(2,800円)、肉料理「仔羊すね肉のナヴァラン」(2,600円)、「地鶏胸肉のポッシュ マッシュルームのクリームソース」(2,800円)、デザート「昔ながらのゴーフル“グランメール”」(800円)、「“ムッシュ ポール ボキューズ”のクリーム・ブリュレ」(900円)など。

 店舗面積は280平方メートル。座席数は182席。美術館1階から立ち上がる逆円錐型の天井に位置する。キッチンを2階と3階の間に設け、調理による館内への影響に配慮する。営業時間は11時~22時。火曜定休。同社は美術館内に、カフェ「サロン・ド・テロンド」「カフェ コキーユ」「カフェテリア カレ」も出店するほか、今後「ボキューズ」ブランドで「ブラッスリー ポール・ボキューズ 代官山」、「ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座(仮称)」の出店を予定する。

ひらまつ

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