飲食事業のディーズ(港区)は1月24日、経営する和食店「暗闇坂宮下 麻布十番本店」(元麻布3)を一時閉店し、リニューアルに向けた改築のため一時休業する。
同店は、同社の宮下大輔代表取締役が24歳の時、デザイナーの杉本貴志さんのもとで三宿の和食店「春秋」(世田谷区)を立ち上げた後、1995年に開店した。
リニューアルは、開店から12年目を迎えたことや、東京ミッドタウン(赤坂9)に和食店「可不可(カフカ)」の出店を控えることを背景に行われ、改装中は「可不可」オープンにむけた新メニューの開発などを行う準備基地としても利用する。
リニューアル後も店名は変えず、5月15日のオープンを予定。インテリアは開店時と同様、デザイナーの新藤力さんが手がけ、これまでの雰囲気を保ちつつ、テーブル席を設けるなどの仕様変更を行う。
座席は、カウンター=10~13席程度、4~6名対応のテーブル席1卓、8名対応の個室1部屋。料理はこれまで同様にコース料理を提供するほか、新メニューを検討中という。営業時間は18時~23時(変更の場合あり)。日曜・祝日定休。