東京ミッドタウンに「とらや」-ギャラリー、物販など初の複合店

東京ミッドタウンに和菓子の「とらや」が出店。ギャラリーの併設や物販などを行う初の複合店として展開。写真は店舗内観イメージ。

東京ミッドタウンに和菓子の「とらや」が出店。ギャラリーの併設や物販などを行う初の複合店として展開。写真は店舗内観イメージ。

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 虎屋(港区赤坂4)は3月30日、同日開業予定の「東京ミッドタウン」(赤坂9)内の「ガレリア」地下1階に和菓子店「とらや東京ミッドタウン店」(TEL 03-5413-3541)をオープンする。

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 同店は直営としては9店目、百貨店内の店舗を含めると80店目となる和菓子店で、店内にギャラリースペースを併設し、雑貨販売を取扱うのが特徴。展示や物販を含めた複合店の展開は同社初。店内は喫茶と物販・ギャラリーが分かれ、店舗面積は74坪。内装は白と黒を基調としたものになる。営業時間は11時~21時。

 喫茶では羊羹(ようかん)、抹茶、煎茶などをはじめ、苺あんみつ、葛切、お汁粉、季節の生菓子などを提供する。平均客単価は1,100円。物販では羊羹(357円~28,350円)や最中(158円~7,035円)などの和菓子約100品のほか、ガラス器(735円~3,150円)や漆器(4,200円~84,000円)、陶器(1,050円~3,675円)などの雑貨約80品を扱う。雑貨の一部は喫茶で使用するものも含む。(価格はすべて予価)

 ギャラリーでは、オープン記念として企画展「ようかん『夜の梅』展」を開催。同社の代表商品「夜の梅」と、作家による器を展示する。企画展は定期的に開催され、第2回は「ふろしき-包みの文化展」、第3回は「漆-いつものうるし展」(題名は仮称)などを開催する予定。

 東京ミッドタウンへの出店について同社広報担当者は「同施設が掲げる『Japan Value』に共感した。(虎屋は)和菓子を通じて日本文化の一翼を担っているという思いがある。物販や展示などを合わせて展開することで、日本文化を発信し、日本の価値を再発見してもらいたい」と話している。(写真=完成イメージ)

とらや

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